2012年12月定例会 質疑

1 議案第80号 平成24年度鈴鹿市一般会計補正予算(第3号

 (1) 歳出(P.22)第2款 総務費 第1項 総務管理費 第3目 文書広報費 ホームページ運営費について
 (2) 歳出(P.24)第4款 衛生費 第1項 保健衛生費 第5目 公害対策費 地球温暖化防止対策費 電気自動車用急速充電器設置事業費について
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○25番(中西大輔君)
 それでは,通告に従いまして,質疑のほうを行わせていただきます。
 議案第80号 平成24年度鈴鹿市一般会計補正予算(第3号)について,議案書22ページ,歳出,第2款総務費,第1項総務管理費,第3目文書広報費,ホームページ運営費についてお聞きします。
 簡単な説明では,ホームページのリニューアルということでお聞きしておりますが,どのような経緯で,またどのような方向性でリニューアルを考えているのかお聞かせください。


○議長(矢野仁志君) 企画財務部長。
○企画財務部長(杉野浩二君)
 それでは,議案第80号 ホームページ運営費についての御質疑につきまして,説明を申し上げます。
 まず,リニューアルに至る経緯についてでございますが,本市の公式ホームページは,平成9年3月に開設し,平成14年に新着情報,入札関係ページ等を導入いたしまして,情報提供の即時性を向上させるためのリニューアルを行っております。
 その後,現在に至っておりますけれども,この間,社会のホームページの技術,デザイン等は進歩しておりまして,現在の本市のホームページがトップページに情報の目次を網羅的に掲載しておりますのに対しまして,最近の地方自治体のホームページにおきましては,トップページに防災・安全,子育て,介護等のキーワードを配置し,キーワードから検索を行えば情報を得られる手法が主流でございまして,大変アクセスしやすいものとなってきております。

 このような中,近年になり,近隣市が相次いでホームページのリニューアルを行い,市民の皆様より市政への提言や意見箱などにおきまして,字ばかりで見づらいとか,必要な情報を探すのに時間がかかる,他市と比べて見にくいなどの御意見を多くいただいております。
 このようなことから,平成25年4月からリニューアルしたホームページを早期に市民の皆様に提供するために,本補正予算を計上させていただくものでございます。

 次に,そのリニューアルの内容についてでございますけれども,現在のホームページの基本システムはそのまま利用させていただきまして,デザイン,メニュー構成等を中心に見直すこととしております。
 具体的には,細かい字が多かったトップページを生活目的別のボタンを配置するスタイルに変更する予定でございます。
 このほか,文字サイズの拡大への対応や,よく見られているページ項目の表示などの,利用者にとって使いやすく,見やすいページに改善を図るものでございます。
 以上でございます。

○25番(中西大輔君)
 説明いただいてありがとうございます。実際,そのリニューアルを見たほうが早いと思うんですけれども,何分それをちょっと提示できない状況ですので,仕方ないですね。
 それで,今,トップページの更新ということだったのですが,トップページ,今回357万円出てるんですけれども,トップページだけの更新になっているのか,またそれ以外のリンク先については,どのようになっているのかお聞かせください。


○議長(矢野仁志君) 企画財務部参事。
○企画財務部参事(内藤俊樹君)
 それでは,トップページ以外のリニューアルというところでございますが,今,鈴鹿市のホームページにつきましては,約1万2,000ページの情報量がございます。今回のリニューアルは,あくまでトップページから,その各ページへのアクセス,検索方法を中心に見直しておりますので,各ページの内容については,このリニューアルに沿って全面的に変えるということはございません。

○25番(中西大輔君)
 表紙を変えるということなんですね,ということで,表紙を変えることで357万円ということで,その後,リンクはつなぐということはわかりましたが,今回,このホームページのリニューアルについて,どのような形で発注されるのか,その点お聞かせください。


○議長(矢野仁志君) 企画財務部長。
○企画財務部長(杉野浩二君)
 業務の発注の仕方,業務の委託先についてでございますけれども,リニューアルは,先ほど申し上げましたように,現在のページをベースに早期に改善を図る必要があるという,そういう観点から,現行のホームページを作成し,保守業務をお願いしている業者以外ではちょっと難しいのかなというふうには考えております。
 以上でございます。

○25番(中西大輔君)
 そうすると,今回のリニューアルに関しては,現在保守業務を行っている業者に対して,随意契約という形で行うということで理解させていただいてよろしいんでしょうか。


○議長(矢野仁志君) 企画財務部参事。
○企画財務部参事(内藤俊樹君)
 随意契約ということになりましたら,その根拠法令であります地方自治法施行令第167条の2第1項第2号に基づきまして,適正に判断をさせていただきたいと思っております。

○25番(中西大輔君)
 リニューアルに関して,トップページだけということですけれども,今現在,フェイスブックのほうで市制70周年記念事業のほうのフェイスブックページつくられていますが,今回のリニューアル,トップページだけといいながら,そのあたり,フェイスブックなどのソーシャルネットワークサービスなどの活用とか連携ということも考えているのか,考えていないのかお聞かせください。


○議長(矢野仁志君) 企画財務部参事。
○企画財務部参事(内藤俊樹君)
 今回のホームページのリニューアルに合わせまして,特定の分野に特化したフェイスブックというのは非常に有効だとは思っておりますが,市全体の行政情報を発信するような,第2ホームページ的なフェイスブックの立ち上げというのは,今回のリニューアルでは考えておりません。
 ただ,ツイッターについては,今後も継続して運営させていただいておりますし,当然,ホームページから,そこへのリンクはきちっと図るようにさせていただきたいと思っております。

○25番(中西大輔君)
 ホームページリニューアルの方向性はおおよそわかりましたので,次の質問内容のほうに移ります。
 続きまして,同じく24ページ,歳出,第4款衛生費,第1項保健衛生費,第5目公害対策費,電気自動車用急速充電器設置事業費についてお聞きしたいと思います。
 これは,昨日ですか,ホンダのフィットEVが導入されて,それに合わせての整備となってくるとは思いますが,まず,設置場所については資料でわかりましたので,場所の状況から考えて,雨天であったりとか,荒天時の利用について,どういうふうなことの対策をとられているのか,また外にむき出しで置くということになるでしょうから,防犯対策等についてどのようにお考えなのかお聞かせください。


○議長(矢野仁志君) 環境部長。
○環境部長(永戸栄治君)
 それでは,議案第80号の電気自動車用急速充電器設置事業費についての御質疑につきまして説明申し上げます。

 電気自動車の充電方法は,普通と急速の二通りあり,バッテリーがからの状態から急速充電では30分程度で80%の充電ができるもので,県内の自治体では,桑名市に次いで2基目の設置になります。
 なお,今回導入をするのは,富士電機鈴鹿工場製の機器の予定でございます。
 雨天時の安全性につきましては,充電器本体は屋外使用で,充電器ではガソリンスタンドの給油ノズルに当たる部分を充電コネクタと呼びますが,充電コネクタやEVのコンセントには,防水対策がなされており,降雨時や降雪時でも充電可能で,感電することはないと聞いております。
 この急速充電器は,チャデモという日本がつくった規格に基づいており,安全性については厳しく設計され,各種安全装置がついております。
 充電の際には,まず充電コネクタをEVに接続し,充電開始操作を行うと,機器側で自動監視しながら充電し,故障などがあった場合は,自動停止をいたします。
 防犯対策ですが,使用しないときには,コネクタが機械的にロックされておりまして,利用者のカード認証により,このロックを解除するシステムを採用しております。
 以上でございます。

○25番(中西大輔君)
 防犯対策のところで,ちょっと確認したいことがあるのですが,ちょっと,先日,桑名をふらふらとしてましたら,一般家庭でも,充電器があってですね,それは一般家庭にあるので見れますけれども,市役所の場合は無人になる場合がありますが,その点については,どのように考えているか,それお聞かせください。


○議長(矢野仁志君) 環境部長。
○環境部長(永戸栄治君)
 防犯対策につきまして,本来の富士電機製のものについては,コネクタのロック装置がついていなかったんですが,今回設置するものについては,機械的にがちっとロックするようなシステムをしておりますので,防犯対策上,これ以上のものは必要ないというふうに,現在では考えております。

○25番(中西大輔君)
 防犯対策の点についても,わかりましたので,次の論点のほう,ちょっとお聞きしたいんですが,今後,電気自動車だけではなくて,プラグインハイブリッド自動車等々,ふえてきた場合に,市民利用ということも出てくるのではないかと想定されるわけですね,今現状ですとか,一般のディーラーのところには,日産さんであるとか,トヨタさんであるとか,三菱さんもあるのかな,とは思いますが,市役所として今後,住民,市民の方から利用したいというふうに意見が出た場合に,今回設置される急速充電設備について,どのような形で利用していただくことを考えているのか,それをお聞かせください。


○議長(矢野仁志君) 環境部参事。
○環境部参事(尾崎明美君)
 利用方法につきましては,利用者が充電網整備推進機構,チャデモチャージといいますが,その全国組織の電気自動車用急速充電器ネットワークサービスに会員登録することにより,利用していただけるよう準備中でございます。
 これにより,全国のチャデモチャージ網の充電器を相互利用していただくことが可能になりますので,電気自動車の普及促進に寄与するものと考えております。
 利用者がチャデモチャージへの登録手数料として,当初に1,575円,月額基本料金として1,050円必要になりますが,充電1回当たりの料金については,いましばらくは普及促進のため,無料とする予定です。
 なお,愛知県内には,コンビニエンスストアにも設置され始めており,またネクスコ中日本が東名,新東名高速道路の全てのサービスエリアに設置しておりまして,近くでは御在所サービスエリアに設置されております。
 同様にネクスコ西日本も名神高速道路等に来年7月までに27カ所に設置する予定です。
 サービスエリアは50から70キロメートル間隔であることから,これらの基幹道路への整備と並行し,市街地へのインフラ整備をすることにより,電気自動車普及を初めとするスマートシティーの取り組みが加速できるものと考えております。

○議長(矢野仁志君) 中西大輔議員。残り時間が少なくなっております。
 
○25番(中西大輔君)
 最後にちょっと確認したいのですが,チャデモチャージを使って,充電できるようにするということですけれども,鈴鹿市役所として,今回の急速充電設備を使う際に,そのチャデモチャージを使ったことの確認というのは,どのような作業でされるのか,どのような手続なのか,その点,お聞かせください。


○議長(矢野仁志君) 環境部長。
○環境部長(永戸栄治君)
 チャデモチャージの利用の履歴についてですが,中にはスマートオアシスというシステムが内蔵されておりまして,それについて,利用者等の充電内容等が,履歴が検索できるようになっております。
 以上です。