2013年9月定例会 質疑

2 議案第43号 平成25年度鈴鹿市一般会計補正予算(第2号)について

 (1) 歳出(P.26)第3款 民生費  第2項 児童福祉費  第1目 児童福祉総務費における、子ども・子育て支援事業計画推進費55万1千円について
  @  今年度の取り組みは
 (2) 歳出(P.34)第10款 教育費  第1項 教育総務費  第3目 教育振興費における、学校図書館学習・情報センター機能強化支援事業費1千万円について
  @  内容について
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○24番(中西大輔君) 
 次ですが,議案43号 平成25年度鈴鹿市一般会計補正予算(第2号)の中から,ちょうどこの子ども・子育て会議に関連して出ています予算のほうですね,歳出,3款民生費,2項児童福祉費,1目児童福祉総務費での子ども・子育て支援事業計画推進費55万1,000円が計上させておりますが,この内容について,どのようなスケジュールで,どのようなことを決めていくのかということを,現時点でどのように考えているのか,お聞かせください。


○議長(今井俊郎君) 保健福祉部長。
○保健福祉部長(松井一人君)
 子ども・子育て支援事業計画推進費55万1,000円の,まず内訳でございます。
 これにつきましては,本年度中に開催を予定しております会議3回分の開催に係る経費といたしまして,委員報酬1人1回当たり8,800円の18人分で47万5,200円。それから,消耗品等会議開催に係ります事務経費が7万5,000円でございます。
 それから,この予算の中で,別途計上しておりますが,ニーズ調査を含めました子ども・子育て支援事業計画策定業務委託料といたしまして,平成26年度にまたがります債務負担行為を540万計上しております。

 それから,今後の取り組みと言いますか,スケジュール関係になろうかと思いますけれども,先ほどの予算に計上しております会議につきまして,まず第1回目を11月ごろまでに開催したいと予定しております。その後,年度内に,1月と3月ごろに開催していくというふうなことでございます。
 その会議の内容といたしましては,ニーズ調査等の結果などを含めてまいりまして,事業量の見込みの設定等を,順次検討していくということでございます。

 この子ども・子育て支援法は,平成27年4月に本格実施されるという,現時点での予定でございます。したがいまして,その半年ほど前になります,来年の今ごろになろうかと思いますけれども,事前準備をそろえていくというようなことが必要になろうかと思いますので,平成26年の夏ごろを目途に,計画の大筋をまとめるようにしていきたいというふうに思っております。
 以上でございます。

○24番(中西大輔君)
 今の説明をお聞きしていると,この年度内については,鈴鹿市が主導的に会議の進行を進めるということで受け取れたんですけれども,会議出席される方,いろんな方いらっしゃると思いますが,その方々の意見についても,十分尊重する会議方針というのはお持ちなのかどうか,お聞かせください。


○議長(今井俊郎君) 保健福祉部長。
○保健福祉部長(松井一人君)
 会議の運営と言いますか,主導は当然,子ども会議のほうに,今年度からお願いしたいというふうに思っております。
 以上でございます。

○24番(中西大輔君)
 ありがとうございます。
 それでは,保健福祉部関連は以上で終わりで,次に,もう一つの点,歳出,10款教育費,1項教育総務費,3目教育振興費での学校図書館学習・情報センター機能強化支援事業費について,どのような内容かということをお聞かせください。


○議長(今井俊郎君) 教育長。
○教育長(長谷川正人君)
 それでは,学校図書館学習・情報センター機能強化支援事業費についての御質疑に,説明申し上げます。
 学校図書館学習・情報センター機能強化支援事業費1,000万円でございますが,ホンダ四輪販売三重北株式会社様からいただきました寄附を原資といたしておりまして,お話をいただきましたときの意向を踏まえまして,学習指導要領の趣旨に沿った教科と連携した学校図書館活用のため,通常の予算では単価が高くて,なかなか整備の難しい百科事典や図鑑などを,各小中学校へ配架して,学校図書館の学習・情報センター機能を強化支援することをねらいとしております。

 その内訳でございますが,小中学校40校分の百科事典の購入費に868万5,600円,それから図鑑の購入に126万円,年鑑に9万6,600円でございます。合計いたしますと,1,004万2,200円となりますが,これが実際にいただきました寄附額でございまして,補正予算の1,000万と,現計予算からの4万2,200円を合わせまして,執行をいたしたいと考えております。
 以上でございます。

○24番(中西大輔君)
 今の答弁を聞かせていただいていると,本来,この図鑑であったり百科事典の整備というのは,教育委員会として進めていきたい事業であったというふうに聞き取れたのですが,その点,間違いがないかどうか,お聞かせください。


○議長(今井俊郎君) 教育長。
○教育長(長谷川正人君)
 今の学校図書館を,学習情報センター機能にしていこうとすると,調べ学習のための図書というのは必要になってきますので,私どもとしては,非常に必要だと考えている図書でございます。
 以上です。

○24番(中西大輔君)
 年次的に整備していかなければいけない課題であったということで,受け取らさせていただいてよろしいでしょうか。


○議長(今井俊郎君) 教育長。
○教育長(長谷川正人君)
 私どもとしては,年次的に計画していきたい,そういった課題のある図書を,今回,購入できたということです。

○24番(中西大輔君)
 年次的にしていきたいということだったんですけれども,御寄附いただいた方々の御厚意ということも尊重してということになるんですけれども,教育委員会として,今回受けるに当たって,今回,このような事業に予算としてつけるに当たって,やはりこの分の,今回,出ている金額1,000万というふうに計上されておりますが,その点について,やはり子供たちの教育にしっかりしていかないといけないということを,御厚意いただいた方にお伝えしたりしたのか,また検討されたのか,それだけ,最後聞かせください。よろしくお願いします。


○議長(今井俊郎君) 教育長。
○教育長(長谷川正人君)
 私どもに話が入ってきたときには,教育費として活用したいということでお話をいただきまして,それで御寄附いただいた側と,いろいろ話していく中で,私どもとしては,今,図書を充実していきたいんだという話をさせていただきました。
 そういった中で,ぜひ図書の購入に使っていただきたいという話で,今回,成立したものでございます。
 以上です。