2014年5月臨時議会 質疑

※臨時議会 議案第26号鈴鹿市火災予防条例の一部改正について
 平成25年8月に京都府福知山市の花火大会での爆発事故を受け、国は消防法施行令を改正し,対象火気器具等の取り扱いに関する条例制定基準の見直しを行い,屋外における催しの防火管理体制の構築を図ることとしており,この改正の趣旨を踏まえ,鈴鹿市火災予防条例の一部を改正しようとするもの。
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○24番(中西大輔君)
 議案第26号に関連してお聞きしたいんですけれども,第42条の2で,消防長が別に定める要件にということで,今,石田議員の質疑に対してお答えいただいてたわけですけれども,国の要件というのが,100店舗以上の露店が出るようなものということですが,鈴鹿市内には先ほど,消防長の答弁にありましたが,神戸の寝釈迦以外にも住宅地と隣接した状態で露店が出る行事というのがありますよね。
 その場合に,露店の数はそれに満たないけれども,そのように,本当に住宅に密集したところで,火災の可能性もあるということでなってくるわけですけれども,そのことについて,この42条の2の第1項と,その次の第2項のところ,そのようなことと関連させて,消防のほうから,それらの祭りに対して,適切に助言,指導等を行う考えはあるのかどうか,お聞かせください。


○議長(今井俊郎君) 消防長。
○消防長(酒井秀郎君)
 この42条の2の指定催しの指定につきましては,これからこの消防のほうで細かい要件を検討していくわけでございますけれども,その要件に該当するというふうな場合には,この対象の催しの主催する方との聞き取りなり,意見交換を行った上で,指定する場合には,指定したことを主催者に通知する,あるいは市民に公示をするというような手続をとっていくということがございます。
 私どものほうは,これからその要件を検討するに当たりましては,県内の消防本部といろいろ調整も図っていきたいと思っておりますし,市内のいろいろ催しの露店の数等も,これから調査もしていきたいというふうに考えております。
 それと,もう一点,一応,国が100店舗以上というふうに想定をしておりますけれども,100店舗を下回る部分につきましても,雑踏の状況とか,人出の状況とか,そういうことも勘案しながら,その要件については,今後,検討していきたいというふうに考えております。

○24番(中西大輔君)
 今,42条の2の中の文面にある要件について,これから検討に入るということでおっしゃられてたんですけれども,鈴鹿としては,先ほどもありましたが,夏に弁天山であるすずかフェスティバルであったり,それから街中を使ったりとか,集まるイベントというのはたくさんあるわけですけれども,要件の内容を整理するめどというのは,何月ぐらいにおくのか,お聞かせください。


○議長(今井俊郎君) 消防長。
○消防長(酒井秀郎君)
 まず,要件はこれからということでございますけれども,基本は100店舗以上の国の示しておる部分を参考にさせていただきますので,今おっしゃいましたところの露店の数がかなり少ない部分については,入っていかないかなというふうなことを考えておりますが,この時期のめどとしましては,8月1日から,この改正条例の施行ということでございますので,当然,条例が議決をいただきましたら,早急に詳細な点も詰めまして,施行までに市民の皆さんにお知らせをしていくような啓発の活動はとりたいというふうに考えております。