2014年12月定例会 質疑

1 議案第63号 平成26年度鈴鹿市一般会計補正予算(第3号)

 (1) 歳出(P.20)第5款 労働費  第1項 労働諸費  第2目 勤労青少年ホーム費について
************

○24番(中西大輔君) 議席24番,中西大輔です。
 通告に従い,質疑のほうを行います。
 まず,議案第63号 平成26年度鈴鹿市一般会計補正予算(第3号)から,歳出5款労働費,1項労働諸費,2目勤労青少年ホーム費において,維持修繕費として300万円増額となっていることをお聞きしたいと思います。
 白子駅前,23号線沿いにある勤労青少年ホームに関しては,平成25年度当初予算の際も同様の維持修繕費が計上されておりまして,その際,討論のほうで公共施設マネジメントとの関連であるとか,事前の説明責任という観点から討論のほうを行わさせていただいておりますので,そのようなことも念頭に置きながら,質問のほうにお答えいただきたいと思います。

 まず,該当予算について,事項別見積明細書,事業説明のほうから読み取りますと,端的に言いますと,今回,該当施設のほうで,一部消防用設備の不備が指摘され,消防本部から適正な対応を図るよう指導があり,また,この施設を継続して使用するためには改修が必要ということで,今回の予算というのが計上されていることになっております。
 そこで,事業説明の中から,今申しました勤労青少年ホームの消防用設備の不備という点についてお聞きしたいと思いますが,この修繕について,今回の改修の内容とその設備,また施設等の耐用年数がどれぐらいあるのか,また不備な状態について説明のほう,補足のほうをお願いします。


○議長(原田勝二君) 産業振興部長。
○産業振興部長(内藤俊樹君)
 中西議員からの議案第63号 平成26年度鈴鹿市一般会計補正予算(第3号)の勤労青少年ホーム300万円の御質疑について御説明申し上げさせていただきます。
 まず,補正予算を計上させていただきました経過でございますが,ことし5月に,消防法第4条で定められております消防施設の立入検査におきまして,非常用放送設備一式と和室外側の自動火災報知機設備の不備等の指摘を受け,修繕工事を実施するものです。
 公共施設として使用していく上で,火災を予防し,利用者の安全を守るため,また改善しないと施設の継続使用ができなくなるため,今回,修繕工事を実施するものです。

 補正予算の内容といたしましては,全館非常放送設備の一式及び和室外側の風除室の自動火災警報設備の1個増設,ガス給湯器2基の撤去をあわせまして300万円でございます。
 今回,設置いたします機器類の耐用年数といたしましては,特に限りがあるものではございません。御存じのように,鈴鹿市勤労青少年ホームは昭和48年に開設いたしまして,41年が経過しており,一般的には建物の耐用年数として御説明するには種々の考え方があり,一概には申し上げられませんが,財務省令によります減価償却耐用年数表を参考にさせていただきますと,鉄筋コンクリートづくりの鈴鹿市勤労青少年ホームは50年となっておりますが,これを過ぎましても使用ができなくなるものではございません。今後も公共施設として利用は可能でございますので,よろしくお願いいたします。

○24番(中西大輔君)
 施設と改修の件についてはわかりました。ただ,やはりどうしても,なぜの部分がお聞きしたいということになるわけですけれども,事業説明の中では,「今後についての施設の利用方針も明確化していることから」というふうな表現がありますので,この明確化した利用方針というのがどのようなものかということの説明をお願いします。


○議長(原田勝二君) 産業振興部長。
○産業振興部長(内藤俊樹君)
 今後の勤労青少年ホームの利用方針というところについて御説明申し上げさせていただきます。
 勤労青少年ホームは,平成19年に子育て支援機能を加えた複合施設として,現在,運営をさせていただいております。今後,子育て支援機能としての利用につきましては,新たな事業展開も含めまして,施設利用を充実してまいりたいと考えております。しかしながら,勤労青少年の交流機能につきましては,市民のニーズ等の変化にも対応いたしまして,今後,多面的に事業のあり方を検討させていただきたいと考えております。
 以上でございます。

○24番(中西大輔君)
 ありがとうございます。勤労青少年の事業のほうは,精査して考え直すと。子育て事業のほうは,はぐはぐのほうがありますが,そちらのほうも関連して,新しい事業を展開しているということで納得させていただきましたので,以上で結構です。