2020年2月定例会 質疑

2 議案第9号 鈴鹿市基本構想の変更について
 (1) 行政力の向上に関して
  @ 行政内で政策の一貫性をとっているか


○26番(中西大輔君)
 それでは,質疑の2つ目の項目,議案第9号 鈴鹿市基本構想の変更について,その中で4ページ,行政力の向上に関してですけれども,こちらのほうで,市民と行政が,地域計画と行政経営計画の取り組み内容を相互に共有し,協働をさらに推進することで,基本構想の実現を目指しますとあり,そのことは24ページに図示されているわけです。

 代表質問の中でも,こちらに関する質疑と答弁というのがあったと思いますが,しかし,地域計画と行政経営計画を本当につなげていくのであれば,市として地域がかかわってくる,関係してくる政策というのを整理して一貫性をとっていかないといけないと考えるところです。その部分というのが,ここの行政の責任意識というものが,ここの文面のほうに反映されていないというふうに考えるわけですけれども,そのようなニュアンスが見られないことについて,市の考え方ということをお聞きしたいと思います。


○議長(森 喜代造君) 政策経営部長。
○政策経営部長(樋口幸人君)
 それでは,2点目の議案第9号 鈴鹿市基本構想の変更について,行政力の向上に関して行政内で政策の一貫性をとっているかについての御質疑につきまして説明申し上げます。

 現在,市内全地域における地域づくりの枠組みが整いつつあり,後期基本計画期間におきましては,地域計画に基づき,具体的な地域づくりのための活動が進められようとしております。基本構想では,大局的な考え方を示しておりますので,地域にかかわる政策を一貫して推進することなどに関しての直接的な表現は用いておりませんが,このような地域づくりの状況なども踏まえまして,行政といたしましても,地域の課題に適切に対応していくために,これまで以上に政策間連携を図り,横断的に取り組んでいくことを踏まえた考え方でございます。
 以上でございます。