2020年12月定例会 質疑

1 議案第97号 鈴鹿市職員給与条例等の一部改正について

○26番(中西大輔君) 議席26番,中西大輔です。
 議案第97号について,幾つかちょっとお聞きしたいことがあるんですけれども,今の市長の説明の中で,人事院勧告に伴って0.05カ月分期末手当から差し引くという内容ですが,その内容が,一般職の方だけではなくて,任期付採用職員の方まで広がるということで,いま一度内容について説明のほうをお願いしたいことと,またコロナ禍での改定ということでありますので,検討過程ということもわかる範囲で教えていただきたいと思います。


○議長(大杉吉包君) 総務部長。
○総務部長(渥美和生君)
 それでは,中西議員の御質疑について説明申し上げます。
 職員の期末手当について,国及び他の地方公共団体との均衡が失われないようにとの考えから,本市におきましても人事院勧告に基づく国家公務員の給与改定に準拠して,年0.05月分の引き下げを行おうとするものでございます。

 その内容につきましては,一般職,特定管理職員,特定任期付職員及びフルタイム会計年度任用職員にあっては,上限としてではございますが,期末手当を年0.05月分引き下げるものでございます。

 また,一般職の引き下げの検討過程におきまして,市長等につきましては,平成28年度以降,一般職は引き上げとなったにもかかわらず,据え置いておりまして,今回の改定前では,一般職と0.3月分の乖離がありますことから,今回は,特別職につきまして引き下げの改定をしないとの判断に至ったところでございます。
 以上でございます。

○26番(中西大輔君)
 ありがとうございます。今のでわかりました。
 そこで,今回の改定で0.05カ月分,期末手当に影響があるということで,鈴鹿市の職員も高校を卒業してすぐの方から上の方までたくさんいらっしゃると思いますので,今回の改定によって,まずは1人当たりの影響額として一番最初の方から上の方までどれぐらいの幅があるのかというのを数字として教えていただきたいですし,またあわせて,今回の改定によって全体として総額で幾らの圧縮ということになるのかということについても,説明のほうをお願いします。


○議長(大杉吉包君) 総務部参事。
○総務部参事(江藤大輔君)
 それでは,給与改定に伴う影響額について説明申し上げます。
 正規職員個人への影響額につきましては,高卒の新規採用職員で8,674円から最大で3万1,666円の影響を見込んでおりまして,共済費,扶養手当を含む影響額の総額は,約3,280万円の減でございます。
 以上でございます。