2021年 12月定例議会 討論

「議案75号に賛成」

 議席17,市民の声,中西大輔です。
 提出された議案第75号 令和3年度鈴鹿市一般会計補正予算(第10号)に賛成し,意見を述べます。

 今回の補正予算ですが,子育て世帯への臨時特別給付金給付事業を原則プッシュ型で年内から進めるための予算であり,早急な対応が必要なところですので,内容そのものに異論はありません。

 ただ1点,地域福祉委員会の質疑の中でお聞きしましたが,令和4年3月31日までに生まれた新生児が支給対象となっている点についてなんですが,国からの指針でそうなっているというふうなことは,分かるところです。

 ただ,委員会質疑の中で,現在妊娠されている全ての方を対象にすることは検討されたのかということを確認したところ,現時点では,市のほうでは未検討というふうにお聞きしました。これら今現在,妊娠されている方々についての支援も鈴鹿市として検討することは,自治体として必要なことではないでしょうか。

 理由は,出産の日によって給付金の有無が左右されること,現在授かっている命に違いができることは好ましくないのではないかと考えるからです。
 また,そのような状況は,現在妊娠されている方にとって,やはり心の影響は避けられない。若干かもしれませんが,あるというふうに考えます。

 このために実現するための金額を想定したところ,考えたところ,現在,鈴鹿市約大体1年間で1,500人程度新生児が誕生しております。そのようなことを考えると,実現のための財源も含めて可能かということを考えますので,末松市長,行政のほう,女性として,母として,やはり寄り添った検討をしていただくことを期待したいなというふうに考えますし,そのような議論が行われることを期待して,賛成とさせていただきます。
 以上です。