2012年3月定例会 質疑

※追加議案 平成23年度鈴鹿市一般会計補正予算(第4号)

 主な内容は,国の補正予算第3号を受けて実施する防災・減災事業の追加のほか,鈴鹿市職員給与条例の改正などに伴う人件費の精査,国庫補助金等の過年度精算や市税の修正申告などに伴う返還金の増額,私立保育所等運営費負担金の増額,子ども手当の減額,不燃物リサイクルセンター事業用地等の土地開発公社からの買い戻し費用の追加などを計上。その他,各事務事業の執行予定額の精査や,事業スケジュールの変更による事業費の増減などによる補正。
*********

○25番(中西大輔君) 議席番号25,すずか倶楽部,中西大輔です。
 私は,議案第30号 平成23年度鈴鹿市一般会計補正予算(第4号)について,1点お聞きさせていただきます。
 項目は,予算書64ページ,9款消防費,1項消防費,4目災害対策費における防災情報伝達システム整備費3億9,800万円について,まず,この中身について,全体の内訳を教えてください。


○議長(青木啓文君) 生活安全部長。
○生活安全部長(寺田重和君)
 内訳でございますけども,システム整備に係る工事請負費としまして3億9,000万円,また,本工事は専門性の高い特殊な業務ということで,仕様書どおりに施工されているかどうかの管理監督を行うための管理業務委託料が800万円でございます。
 以上でございます。

○25番(中西大輔君)
 今,工事全体としては3億9,000万円,それで,その工事に当たっての管理費として800万円ということは理解させていただきました。
 そこで,今回,この防災情報伝達システムの整備につきまして,今回,設計された,このシステムというものが,受注可能な企業というのは多数あるのかどうか,その点,まず確認でお聞かせください。


○議長(青木啓文君) 総務部長。
○総務部長(鈴木良一君)
 それでは,私のほうから,中西議員の同報系無線の入札に関することにつきまして,答弁のほうを申し上げます。
 今回,整備を予定をいたしております同報系防災無線につきましては,実は平成22年度に整備をいたしました,移動系の防災無線のほうを活用をする予定のシステムでございます。既設製造者の子局無線機を使用をするとともに,既設親局の機器を改造した上で使用することと,こういうふうな形になる設計でございます。
 子局無線機の製造と,それから既設機器の改造を行えるのは,平成22年度に工事をいたしました,請負業者であります無線設備の製造者のみと,こういうふうなことになります。
 そういったことから,既設の無線設備製造者と随意契約のほうを行いたいと,このように考えているところでございます。
 以上でございます。

○25番(中西大輔君)
 既設業者による,既設の260メガヘルツで移動系の無線の整備を行った業者に対して,今,随意契約を行いたいということをおっしゃられてましたが,今回,やはりこのような大きな金額の動くような事業であれば,やはりそのあたりのところの設計段階で,いろんなところをチェックするべきだったと考えるところですが,その点は検討されたのかどうか,お聞かせください。


○議長(青木啓文君) 総務部長。
○総務部長(鈴木良一君)
 当然,担当課のほうである防災のほうで,そういったことについては十分検討した上で,既設の260メガヘルツ帯で,既に整備をしてあります移動系のほうの防災無線,そういったものを活用するというふうなことに,結論に落ちついたものと,このように考えております。
 以上でございます。

○25番(中西大輔君)
 この話,重ねて聞いてもあれですので,もう1点,確認させていただきたいのは,この設置の工事に当たりまして,3億9,000万円ということですが,これに当たりまして,この予算を計上されるときに,条件づけですね,市内業者による工事を条件づけるであるとか,そのようなことは検討されているのかどうか,お聞かせください。


○議長(青木啓文君) 総務部長。
○総務部長(鈴木良一君)
 当然,下請業者については,条件として何%使いなさいというふうな,そういったものを今,考えておる,検討しておるというふうな状況ではございませんが,先ほど言いましたように,確定ではございませんけれども,既に既設の無線設備業者との随意契約というふうなことを考えておりますが,その受注をされる予定のというか,受注者に対しましては下請負の選定,あるいは資材購入に際しまして,できる限り,市内業者を選定するようにお願いをしてまいりたいと,このように考えておりますので,よろしく御理解を賜りたいと存じます。
 以上でございます。