2013年3月定例会一般質問

「給食に公募メニューを」

 それでは,二つ目の質問に移ります。
 学校給食に――ちょっと今,テンション上がっちゃったんで,クールダウンしないといけないなと思ってるんですけど,学校給食に公募メニューを取り入れてはどうですかという点なんですけれども,趣旨としては,このような公募メニューを通じて,いわゆるB級グルメメニューを生み出すこと,津であれば,津 ギョーザなんかありますので,そういうことが生み出せないかということ,また,トータルのメニューを,例えば飲食店の人たちが提案することで,それが飲食 店メニューの中に入ったりすることで,地域活性化のきっかけづくりになることを期待できるんではないかということを考えています。
 現在でも,例えば11月は光太夫月間ということで,11月1日は紅茶の日ということで,紅茶を使ったメニューが提供されたり,小女子を使ったメニューや 豚肉を活用したメニューが提供されていたりします。このような取り組みを踏まえながら,質問趣旨のような展開へステップを踏み出す時期ではないかというふうに考えるところなんですね。

 そこで,一番わかりやすいところで,光太夫月間の紅茶の日,つまりは光太夫の日みたいな形で考えて,現在,紅茶メニューを提供していますが,そこでメニューの公募を行うことがわかりやすいのではないかということで提案させていただくということです。単純な考えですけれども,例えば光太夫,ロシア,若松 というキーワードからメニューを考えるということなんですね。ロシアということであれば,ピロシキであったり,ペルメニであったり,ボルシチであったり, 料理のことがわからない人は何を言っとんのんやというふうな感じになると思うんですけど,ピロシキは揚げパンみたいなもんですね,中に肉詰めみたいなやつ が。ペルメニというのはギョーザみたいなもんですね,水ギョーザみたいなもんですね。ボルシチはスープですけど。そういう料理が思いつくので,それら以外 とロシアをイメージさせるようなメニューを組み合わせるということが,一つ。若松というキーワードであれば,伊勢湾ということから考えて,鈴鹿の産品のノ リ,アナゴ,小女子などの海産物をメニューの中心に置いた和食メニューでできないかなということが考えられるわけですね。

 そのような取り組みを考えていくということをやってはどうかということなんですけれども,ただし,そのメニュー化に当たっては,実施月から逆算して,献立検討委員会などを経ることや,給食調理を考えたレシピであること,地産地消,材料の調達も含めた地産地消ですね,それに材料費の制限などの課題があるというふうに思うところですが,教育委員会として,このような給食メニューの公募を行うことというのは可能かどうかということをまずお聞かせください。


○議長(矢野仁志君) 教育長。
            〔教育長 長谷川正人君登壇〕
○教育長(長谷川正人君)
 それでは,給食に公募メニューをについての御質問に答弁申し上げます。
 平成24年3月20日に,市内業者主催の鈴鹿こうなごグランプリが行われ,鈴鹿の海でよくとれる小女子を使った,新しいメニューが一般公募されました。その中で,学校給食に取り入れやすいレシピが市長賞として選ばれました。
 そこで,地元の子供たちに鈴鹿市の地元食材,小女子の新しい,おいしい味を知ってもらうために,市制記念日の前日の11月30日に市長賞をとりました,磯の香しゅうまいを給食で提供いたしました。子供たちからも大変好評であったと聞いております。
 このように,一般公募メニューの中から,新メニューとして給食に登場したケースもございます。公募メニューの実現につきましては,先ほど議員もおっしゃられましたが,募集期間と,それから応募案についての検討期間,こういったことを勘案しますと,年に数回は可能ではないかと考えております。ただ,こうなごグランプリがそうでありましたように,公募に当たりましては,市内業者や公民館等が主体になった協働事業として行っていただきたく,その上で給食メニューとして活用していきたいと考えております。
 以上です。

○議長(矢野仁志君) 中西大輔議員。
            〔25番 中西大輔君登壇〕
○25番(中西大輔君)
 わかりました。ありがとうございます。
 公民館であるとか,事業者の方であるとかの提案を受けて,鈴鹿市としては積極的に取り組めるということですね。ですので,今,答弁,せっかくいただきま したので,ホームページ等で,すぐにではなくて結構ですので,鈴鹿市としてこのような公募メニューのあり方を考えるということについて,意見を聞くということを行っていただければなというふうに考えますが,その点は可能でしょうか。


○議長(矢野仁志君) 教育長。
○教育長(長谷川正人君)
 質問の意味が,ちょっとあれなんですが,要は,教育委員会として,今答弁申し上げた考え方を持ってますよというのはアップできると思いますが,要は教育委員会が公募メニューを募集しますと,そういった形態は余りとりたくないなと。やはり地産として,産物がある,その業者さんを中心にそういったメニューを公募していただくとありがたいなと,そういった意味で,アップしていくことは可能だと思います。

○議長(矢野仁志君) 中西大輔議員。
            〔25番 中西大輔君登壇〕
○25番(中西大輔君)
 わかりました。教育委員会として主体的に行うのではなくて,企画された方が自分たちで,このようなメニューのコンテストをしますと,そこから上がったものを,例えば教育委員会に採用していただけることになりますということであれば,差し支えがないということなんですね。その点で了解させていただきましたので,ありがとうございます。